スピードと確実性が求められる国際航空貨物輸送。どのようなお荷物にも多様な輸送モードを組み合わせ、お客様に最適な輸送サービスをご提供します。

旅客便 (Passenger)

旅客機の貨物スペースは Lower Deck:航空機の下部、旅客が座るシートの下にあります。 丸い胴体の航空機ですので、貨物搭載スペースは両端が削れています。

高さは160cmまでとなりますので、標準サイズ旅客便の床下に搭載出来ない場合、運賃・行程に制約が加わることがあります。

貨物機 (Freighter)

貨物専用機に関しては、その特性上、搭載場所によりMain deck / Lower deckに分けられます。
Main Deckは、通常、旅客便の場合に旅客が座る場所がそのまま貨物専用スペースとして運用されています。 航空機の上部は「かまぼこ」状になっており、その両端がかけている状態のまま貨物を搭載するため、必然的にその両端分の高さが制限されます。

機材の種類

ナローボディー機材とワイドボディー機材
各種航空機の中でも大きく2つに分類することができます。ナローボディー機体の幅が小さく貨物搭載スペースも限定されている主な機材例AIRBUS社 : A318, A319, A320, A321
BOEING社 : B737 , B757ワイドボディー大型の機材で幅も広いため貨物の載せるスペースも大きい主な機材例AIRBUS社 : A330, A330F, A340, A350, A380
BOEING社 : B767, B767F, B777, B747, B747F, B787
*後ろに”F”がついたら貨物専用機(FREIGHTER)の意味

危険品 (DANGEROUS GOODS)

危険品航空輸送は、迅速な輸送と緻密な確認・作業の両側面があり、間違いや事故が起こらないよう、細心の注意と納期に応じた最適な輸送提案が必要となります。

出荷可否や梱包方法、内容量(数量)の制限、輸出相手国での輸入規制等をわかりやすくご提案をさせて頂きます。まずは、ご相談を承りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

危険品航空輸送のフロー

  1. 情報確認 荷主(お客様やメーカー様)からご提供頂くSDS(SAFETY DATA SHEET)等により物品・物質の確認
  2. 識別と判断 IATA危険物規則書(IATA Dangerous Goods Regulation)のルールに基づき、航空会社の取扱規程や必要梱包条件等の確認
  3. 適正な梱包とラベリング IATA危険物規則書のルールに基づき、定められた量以下の危険物を定められた容器に収納し、適正なマーキング・ラベリングを付して梱包する
  4. 危険品申告書 IATA危険物規則書のルールに基づき、航空会社へ提出する危険物申告書の作成
  5. 航空機への搭載 IATA危険物規則書のルールに基づき、危険品分類や数量(容量)に応じた搭載可能便(旅客機、貨物専用機)の選択